ウクライナ大飢饉 スターリンとホロドモール
[2024年7月/四六H/592頁/]
著=アン・アプルボーム
訳=真壁 広道
監訳=三浦 元博
発行=白水社
両国関係史の闇の奥、1932年〜33年の飢餓による大量殺害の実態。ソヴィエト化、文化と民族の破壊、記憶の政治運動も詳述。
目次:
地図
謝辞
音訳に関するメモ
はじめに
序 ウクライナ問題
第1章 ウクライナ革命 1917年
第2章 反乱 1919年
第3章 飢饉と休戦 1920年代
第4章 二重の危機 1927年-29年
第5章 農業集団化 1930年-農村地方の革命
第6章 反乱 1930年
第7章 農業集団化の失敗 1931年-32年
第8章 飢饉の決定的要因 1932年-徴発、ブラックリスト、国境
第9章 飢饉の決定的要因 1932年-ウクライナ化の終焉
第10章 飢饉の決定的要因 1932年-捜索と捜索隊
第11章 飢餓 1933年-春と夏
第12章 生き残り 1933年-春と夏
第13章 飢饉直後の時期
第14章 隠蔽工作
第15章 歴史と記憶のなかのホロドモール
エピローグ ウクライナ問題再考
[解題]「民族復興の物語」 | 三浦元博