表現者クライテリオン 2024年9月号 「危機」と対峙する保守思想誌
[2024年9月/A5/200頁/]
特集=「指導者」の条件 “徳”と“品格”の思想
発行=啓文社書房
目次:
【特集】「指導者」の条件 “徳”と“品格”の思想
【特集座談会】
経営者よ、「徳」を取り戻せ | 岩尾俊兵×藤井 聡×柴山桂太
【特集論考】
ひたすら名誉を追求する政治家が指導者にふさわしい | 佐藤 優
大衆に駆逐された「田中角栄」的精神は今、復活し得るのか? | 藤井 聡
民は之を由らしむべし 知らしむべからず-「徳」を忘れた近代日本の総決算を! | 大場一央
信仰なき者には使命感もない-李登輝総統の教え | 仁平千香子
真の指導者に宿る「誇り」とは何か-乃木希典を例に | 執行草舟
現場指揮官に見る指導者の条件 | 小幡 敏
菊池寛小論-その「通俗性なき大衆性」について | 浜崎洋介
権力道徳の体現者、北条泰時 | 柴山桂太
【特別対談】
戦後八十年を問い直す-日本を蝕む「新しい全体主義」 | 西村幸祐×富岡幸一郎
【新連載】
「過剰医療」の構造と「適正な医療」のかたち(1) 「適正な医療のかたち」を探る旅へ | 森田洋之
【連載】
連続対談 在野の「知」を歩く(3) | 與那覇潤(ゲスト 勅使川原真衣)
巻頭連載「危機感のない日本」の危機-宗教は微妙な問題だが…… | 大石久和
「農」を語る 第3回 過疎地の産業を復興し、国力を上げよ | 山極壽一×藤井 聡
アジアの新世紀 不可視のイスラーム帝国 | 山本直輝
虚構と言語 戦後日本文学のアルケオロジー(33) | 富岡幸一郎
風土と共同体 第二回 風土再生の根本問題(二) | 山口敬太
徹底検証! 霞が関の舞台裏 脱藩官僚による官僚批評(10) | 室伏謙一
映画で語る保守思想 第12回 | 藤井 聡×柴山桂太×浜崎洋介×川端祐一郎
やわらか日本文化論 社会通念の意義を論じよう! | 施 光恒
ひこばえ 風土に根ざす智慧と美徳(3) | 首藤小町
東京ブレンバスター(13) トランプ再選に期待をかける金正恩 | 但馬オサム
欲望の戦後音楽ディスクガイド(11) | 篠崎奏平
編集長クライテリア日記 令和六年六月〜七月 | 藤井 聡
【巻末オピニオン】
西田幾多郎ノート-「純粋経験」を継ぐものたち | 浜崎洋介
【書評】
ほか