ウクライナ映画完全ガイド ロシア帝国時代からマイダン革命以降の現代まで
[2024年8月/A5/280頁/]
《世界シネマ読本1》
著=梶山祐治
発行=パブリブ
目次:
まえがき
年表
地図
ウクライナ映画史への招待
用語解説
人名解説
第1章 映画の誕生からサイレント映画期
『セヴァストーポリの防衛』『亡霊がヨーロッパを徘徊している』
『愛の果実』『2日間』『夜馬車の御者』『ズヴェニゴラ』『武器庫』
『カメラを持った男』『利己主義者』『春』『パン』『大地』
[コラム1]ウクライナ映画を配信で見る
第2章 トーキー映画から戦前
『熱狂:ドンバス交響曲』『コリーイの乱』『航空都市』
『プロメテウス』『愛してる』『厳格な青年』『虹』
[コラム2]ドヴジェンコ国立センターの100作品リスト
第3章 戦後のウクライナ映画の隆盛
『ザレチナヤ通りの春』『わが身を捧げて』『二兎を追って』
『ガソリンスタンドの女王』『忘れられた祖先の影』『夢』
『我らの清きパン』『渇いた者たちの井戸』『外国の女の子』
『愛の告白』『短い出会い』『退屈なために』『イワン・クパーラの夜』
『限界を超える七つの歩み』『良心』『アンヌィチカ』『石の十字架』
『黒い模様のコウノトリ』『長い見送り』『ザハル・ベルクト』
『ブンバラシ』『私と他の人たち』『失われた手紙』
『出陣するのは「老人」のみ』『一匹オオカミ』『バビロンXX』
[コラム3]ウクライナのアニメーション
第4章 体制の崩壊へ
『夜は短し』『夢と現実の跳躍』『戦場のロマンス』『口づけ』
『チェルノブイリ:困難な日々の記録』『無気力症シンドローム』
『デジャ ヴュ』『崩壊』『追放/記憶せよ』『1階』
『海の果てを走るまだらの犬』『夢判断』『七月の雷雨』
『沼地ストリート、あるいはセックスの治療薬』『酸素飢餓』
[コラム4]外国映画が映し出すウクライナの風景
第5章 新生ウクライナ映画
『思いやりのある警察官』『死者の友人』『三つの話』
『アメリカへの手紙』『イースト/ウェスト:遙かなる祖国』
『ヘチマン・マゼッパのための祈り』『存在の効果』『調律師』
『名前の綴りを教えて』『わが幸せ』『故郷よ』『ゲーマー』
『ザ・トライブ』『薄明かり』
[コラム5]ハリウッド映画の中の「危険なウクライナ」
第6章 マイダン革命以降
『マイダン』『さようなら、シネフィルたち』『武器よりも強く』
『平和あれ』『やさしい女』『ブラック・レベル』『火山』
『ドンバス』『アトランティス』『ヒート・シンガーズ:労働組合合唱隊』
『わが思いは静か』『故郷へ』『キーウ発、戦場行き列車』『悪路』
『ヴァレンチン・シルヴェストロフ』『地球はオレンジのように青い』
『俺は墓地で働いている』『バビ・ヤール』『リフレクション』
『オルガの翼』『世界が引き裂かれる時』『マリウポリ:7日間の記録』
『キエフ裁判』
[コラム6]世界市民ロズニツァとナショナリズムをめぐる緊張
『どの川も』『ルクセンブルク、ルクセンブルク』
『オン・ザ・フロント・ライン:極限戦線』
参考文献
あとがき