月刊 地平 2024年9月号
[2024年8月/A5/256頁/]
大特集=ジャーナリズムをさがせ
特集2.核廃絶への意志
発行=地平社
目次:
【News In-Depth】
スターマー労働党政権の誕生-中道政党の復権とそのジレンマ | 今井貴子(成蹊大学)
混乱つづくハイチ-秩序回復は可能か | 山岡加奈子(JETRO主任研究員)
人を不幸にする自由はない-統一教会「念書無効」最高裁判断 | 藤田庄市(ジャーナリスト)
強制不妊手術という差別と加害-旧優生保護法最高裁違憲判決 | 上東麻子(毎日新聞)
もう一つの「ガザ日記」-奇跡のプレスハウスとジャーナリストの犠牲
| デイビッド・ペッグ、フーダ・オスマン、マニシャ・ギャングリー 訳=中野真紀子
学術会議への権力介入-任命拒否から法人化へ | 佐藤 学(東京大学名誉教授)
【大特集】ジャーナリズムをさがせ
朝日新聞で何が起きていたのか-吉田調書報道取り消し事件の当事者として | 宮﨑知己(ジャーナリスト)
お笑い朝日新聞劇場 | 木村英昭(ジャーナリスト)
ルポ やめ記者 第1回 記者と名乗るのが恥ずかしい | 下地由実子(ジャーナリスト)
【匿名座談会】テレビにおける報道の壊滅をめぐって | 匿名
メディアの人権意識はなぜ欠如しているのか-国際人権と英国からの視点 | 藤田早苗(エセックス大学人権センターフェロー)
権力監視を放棄する「オトコ」のジャーナリズム | 李美淑(大妻女子大学)
【座談会】ジャーナリズムの器はどこに? | 南 彰、立岩陽一郎、國﨑万智
第三のジャーナリズム 第3回 身体に発するコトバ | 花田達朗(社会科学者)
【特集2】核廃絶への意志
ルポ・広島市-平和都市に足りない「何か」を見つめて | 宮崎園子(フリーランス記者)
被爆を世界で語り続けて-若い人たちへ | 橋爪 文(詩人)・佐藤ゆう(一橋大学大学院)
世界の核兵器はどうなっているか-アメリカ科学者同盟のリポートから | 田窪雅文(ウェブサイト「核情報」主宰)
【シリーズ コトバの復興】
シマとコトバ | 崎山多美(小説家)
危機の時代のインフレ対策 | イザベラ・ヴェーバー(マサチューセッツ大学アマースト校)
(訳者解説)気鋭のプログレッシブによるインフレ論 | 朴勝俊(関西学院大学)
【好評連載】
薬と日本人 第3回(最終回) 薬漬けマーケティング | 山岡淳一郎
司法崩壊 第3回 原子力ムラに食い込む巨大法律事務所 | 後藤秀典
震源地からの伝言 珠洲原発を止めた人々 第2回 土地と人の心をめぐる闘い | 七沢 潔
会社をどう罰するか 第3回 ネクスコ中日本 笹子トンネル天井板崩落事故 | 樫田秀樹
ウクライナ通信 第3回 女性記者を襲った2度目の砲撃 | 尾崎孝史
反革命-極右運動のグローバルな台頭 第2回 グローバルノースの極右運動 | ウォールデン・ベロー
フッ素の社会史 PFAS問題の淵源 第3回 毒ガスと農薬 | 天笠啓祐
台湾 | 麗しの島だより 第3回 移行期正義の練習帳 歴史の偉人を再検する | 栖来ひかり
【Independent Book Review】
テレビは死なない-政治介入への抵抗 | 長井 暁(ジャーナリスト)
【個と場と本】 戦争を語り継ぐ-『戦争のかけらを集めて―遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践』 | 小林えみ(編集者)
編集部のイチオシ新刊
Sounds of World 第3回 ザ・スミス | 石田昌隆
読者投稿
編集後記