孤独社会 現代日本の〈つながり〉と〈孤立〉の人類学
[2024年8月/四六判/364頁/]
著=小澤デシルバ慈子
訳=吉川純子
発行=青土社
インターネット掲示板や東日本大震災の被災地、映画・アニメにいたるまでのフィールドに踏み込み、心理学・人類学の専門知から現場をみつめる。
目次:
日本語版への序文-日本の読者の皆さんへ
はじめに-つながりを失った人々と孤独な社会(「ロンリー・ソサエティ」)
第1章 主観性と共感
第2章 一人で死ぬのは寂しすぎる-インターネット集団自殺
第3章 社会とつながっていない人々をつなぐ-自殺サイト
第4章 生きる意味-日本の若者の「必要とされたい」気持ちを探る
第5章 3・11東日本大震災を生き抜いて
第6章 レジリエンスの分析
第7章 孤独が教えてくれること
訳者あとがき