臨床と生政治 〈医〉の社会学
[2024年9月/四六判/448頁/]
著=美馬達哉
発行=青土社
目次:
はじめに
第1部 〈医〉と専門知
第1章 医療の専門家とは-陰謀と職業社会学
第2章 精神医学批判を振り返る-一九七〇年前後
第3章 精神医学の哲学としてのDSM的理性-精神科診断の歴史社会学
第4章 脱精神医学化の二つのエッジ-RDoC(研究領域基準)とマッドネス
第2部 〈医〉と技術
第5章 iPS細胞の三つの世界-再生医療の科学技術社会論
第6章 クリスパー(CRISPR)哲学とラマルクの危険な思想
第7章 ゲノム編集と社会-「遺伝子化論」の視座から
第8章 数量化された自己
第3部 〈医〉と政治
第9章 方法としての反ワクチン
第10章 ニューロダイバーシティという思想
第11章 正常、病理、そしてエンハンスメント
第12章 エンハンスメント、ドーピング、そしてダイバーシティ?
第4部 〈医〉と社会
第13章 安楽死は一つの顔をしていない
第14章 戦争/生政治/障害
第15章 ストレスチェックと生権力
第16章 ヴードゥー死するネコ―ストレス学説を再考する
おわりに