帝国の計画とファシズム 革新官僚、満洲国と戦時下の日本国家

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[2021年12月/四六H/320頁/]
著=ジャニス・ミムラ 訳=安達 まみ/高橋 実紗子 
発行=人文書院


目次:
日本版への序文
謝辞
プロローグ

第一章 戦中日本のテクノクラート
テクノロジーおよびテクノクラートを定義する
管理将校と総力戦
新興財閥とテクノロジーを基盤とする産業
改革官僚と管理国家

第二章 軍ファシズムと満洲国 一九三〇年から一九三六年
軍ファシズムへの青写真
内地改革よりも外地改革を優先する
満洲国を正当化する
国家および経済についての満洲固有の構想
文民テクノクラートと軍ファシズム

第三章 満洲国への官僚的な構想 一九三三年から一九三九年
立案の礎を築く
官僚による統制戦略
岸信介と満洲工業化

第四章 ファシズム信奉者 奥村喜和男と毛里英於菟
技術と民族をむすびつける
奥村喜和男
毛里英於菟
毛里の国民経済

第五章 新体制と革新政治 一九四〇年から一九四一年
戦時統制への移行
全面戦争から全体主義の戦争へ
政治改革の限界
新体制を立案する
新体制を擁護する

第六章 日本の好機 戦争と帝国のための技術主義戦略 一九四一年から一九四五年
高度国防国家を完成させる
「富国強兵」の再定義

エピローグ 戦中テクノファシズムから戦後管理主義へ

訳者あとがき

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