無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩
[2024年10月/四六判/256頁/]
著=和嶋慎治
発行=百年舎
バンド「人間椅子」の和嶋慎治の自選詩集。
デビュー前〜最新アルバムより選ばれた108編の詩と、自作解説、エッセイ
目次:
第一章 デビュー前
[エッセイ]一七歳の転機
鉄格子黙示録
猟奇が街にやって来る
陰獣
神経症 I LOVE YOU
人面瘡
第二章 1990〜1993年
[エッセイ]分け入っても分け入っても
針の山
りんごの泪
賽の河原
天国に結ぶ恋
人間失格
遺言状放送
心の火事
憂鬱時代
夜叉ヶ池
盗人讃歌
甲状腺上のマリア
太陽黒点
水没都市
幸福のねじ
なまけ者の人生
羅生門
第三章 1995〜1998年
[エッセイ]帰って行くところ
暗い日曜日
どだればち
ギリギリ・ハイウェイ
時間を止めた男
踊る一寸法師
無限の住人
蛮カラ一代記
もっこの子守唄
辻斬り小唄無宿編
黒猫
胎内巡り
九相図のスキャット
天体嗜好症
ダンウィッチの怪
第四章 1999〜2003年
[エッセイ]ダダイストの目覚め
幽霊列車
恋は三角木馬の上で
暁の断頭台
少女地獄
黒い太陽
死神の饗宴
エデンの少女
見知らぬ世界
愛の言葉を数えよう
恐山
相剋の家
第五章 2004〜2007年
[エッセイ]新生・人間椅子
洗礼
道程
与太郎正伝
新生
痴人の愛
品川心中
青い衝動
孤立無援の思想
夜が哭く
白日夢
牡丹燈籠
どっとはらい
第六章 2009〜2011年
[エッセイ]自分の中にいる何か
狂ひ咲き
太陽の没落
赤と黒
月下に捧ぐ舞踏曲
秋の夜長のミステリー
深淵
阿呆陀羅経
春の匂いは涅槃の薫り
悪魔と接吻
泣げば山がらもっこ来る
胡蝶蘭
今昔聖
第七章 2013〜2017年
[エッセイ]言葉には魂がある
黒百合日記
新調きゅらきゅきゅ節
猫じゃ猫じゃ
蜘蛛の糸
時間からの影
なまはげ
リジイア
宇宙からの色
恐怖の大王
芳一受難
雪女
泥の雨
マダム・エドワルダ
月夜の鬼踊り
悪魔祈祷書
悪夢の添乗員
異端者の悲しみ
第八章 2018〜2023年
[エッセイ]警鐘を鳴らす理由
命売ります
瀆神
屋根裏の散歩者
巌窟王
いろはにほへと
月のアペニン山
無情のスキャット
無限の住人 武闘篇
杜子春
人間ロボット
宇宙海賊
疾れGT
さらば世界
神々の決戦
生きる
狂気人間
人間の証明
宇宙電撃隊
地獄大鉄道
星空の導き
死出の旅路の物語