プルードン

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[2024年10月/新書/174頁/]
《文庫クセジュ》
著=エドゥアール・ジュールダン
訳=伊多波 宗周
発行=白水社


現在までの研究成果を踏まえ、プルードンの人生と思想の展開をコンパクトにまとめあげた待望の概説書。

目次:
序章 一九世紀の革命を生きた、ある生涯

第一章 所有-奴隷制と自由のあいだで
I 資本家の計算間違い
II 所有の社会的・政治的正当化
III 社会的所有としての租税について

第二章 秩序の認識論の基礎
I 系列弁証法の理論
II アンチノミーの弁証法
III 自由について

第三章 宗教のパラドクス
I 汲み尽くせない現象
II 神授権と人間的権利
III 宗教から正義へ

第四章 国家の政治神学
I 一八四八年の革命のただなかで
II 民主的主権の神話
III 普通選挙と代表制

第五章 デモクラシー再考
I 絶対的民主政に抗して
II 人民に語らせること
III 憲法についての考察
IV 集合的理性と多元主義

第六章 歴史の揺れ動き
I 人類の正義への熱望
II 退廃について
III 進歩について

第七章 相互主義
I 平和的革命のために
II 平等と自律性
III 作用する労働

第八章 権利と正義
I 道徳の問題について
II 正義、および権利の力
III 愛と結婚

第九章 戦争から平和へ
I 戦争万歳!
II 戦争と理想
III 戦争への敵対
IV 戦争の変形

第一〇章 連邦主義について
I アナーキーから連邦主義へ
II 社会秩序の表出
III 平和の条件としての連邦主義について

結論 プルードンを超えるプルードン

訳者あとがき
本書で言及されるプルードンの著作等

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