日本の反戦非戦の系譜 アジア・ビジョンをどう描くか

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[2024年10月/四六判/268頁/]
著=石原 享一
発行=白水社


目次:
はじめに

第I章 真の現実主義とは
1 戦争と軍隊の理不尽
2 もし武力侵攻されたら

第II章 日本の反戦非戦の系譜
1 日清戦争に反対した勝海舟
2 足尾鉱毒問題に生涯をかけた田中正造
3 幸徳秋水の平民主義・社会主義・平和主義
4 内村鑑三の非戦論
5 石橋湛山の「小日本主義」
6 戦後の平和運動の担い手たち
7 アフガニスタンで井戸ほりをした中村哲

第III章 台湾海峡の緊張をどう解きほぐすか
1 中台の攻防の歴史
2 台湾の戒厳令の時代
3 台湾アイデンティティの形成
4 台湾の選択
5 台湾と中国の交流
6 共通する文化の土壌

第IV章 香港の民主化運動はどこへいく
1 香港の民主化デモと中国の介入
2 植民地としての香港の歴史
3 植民地主義をどうみるか
4 香港の自立のディレンマ
5 香港の相対的地位の低下
6 香港のこれから

第V章 中国とどう向きあうか
1 中国とアメリカの応酬
2 中国のアキレス腱
3 中国への対応

第VI章 アジア・ビジョンをどう描くか
1 反戦非戦と文化力
2 戦前と戦後のナショナリストのちがい
3 アメリカと中国の反戦非戦
4 魅力ある国とは

おわりに

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