月刊 地平 2024年12月号
[2024年10月/A5/240頁/]
特集1.総保守化する政治/特集2.再エネか、原発か。
発行=地平社
目次:
【知層 News In-Depth】
言論統制とヘイトクライムに抵抗する中国の若者たち-日本人学校襲撃事件と「間に立つ」視点
| 阿古智子(東京大学)
「国民宰相」の再来?-オーストリア国民議会選挙を振り返る
| 木戸衛一(大阪大学)
日本版DARPA発足-新たな軍事研究所は何を狙うか
| 井原 聰(東北大学名誉教授)
【緊急特集】イスラエルの戦争を批判する
イスラエルの戦争を批判する-国際法から見たイスラエルの逸脱 | 申惠丰(青山学院大学)
レバノン侵攻と「対テロ戦争」の論理 | 末近浩太(立命館大学)
なぜイスラエルは戦争をやめないのか | ダニー・ネフセタイ
【特集1】総保守化する政治
地べたからの民主主義を-地域からの修復 | 内田聖子(PARC共同代表)
総保守体制のもとでどうたたかうか | 海渡雄一(弁護士)
改憲派多数となった国会-憲法をめぐる論点と情勢 | 飯島滋明(名古屋学院大学)/大江京子(弁護士)
二度目はもっと悲劇として?-新三極を闘い抜け | 松尾 匡(立命館大学)
連合はどこへ行くのか | 東海林 智(毎日新聞)
野党共闘の内側から見えた景色 | 西郷南海子(安保関連法に反対するママの会)
空洞化する政治とどう向き合うか | 佐々木 寛(新潟国際情報大学)
【特集2】再エネか、原発か。
なぜ日本のエネルギー政策は歪むのか | 平田仁子(「Climate Integrate」代表理事)
【座談会】ここがおかしい! 日本のエネルギー政策の決めかた
| 吉田明子(FoE Japan)/伊与田昌慶(350.org Japan)/桃井貴子(気候ネットワーク)
虚構のGX-生活圏の技術を問い直すために | 井野博満(東京大学名誉教授)
下北半島を核のゴミ捨て場にさせない | 古村一雄(「核のゴミから未来を守る青森県民の会」共同代表)
六ケ所・再処理工場はどうなっているか-核燃サイクル政策の破綻 | 宮﨑知己(ジャーナリスト)
ルポ 牙をむく海 第2回 気候紛争 | 井田徹治(科学ジャーナリスト)
●被団協、ノーベル平和賞受賞
被爆者の声を継ぎ、行動を起こすとき | 川崎 哲(ピースボート)
ノーベル平和賞と核のタブー | 高橋博子(奈良大学)
ネット空間の検閲を望んでいるのは誰か | 楊井人文(弁護士)
PFASとはなにか?-規制強化と逆行する日本のリスク評価 | 小泉昭夫(京都大学名誉教授)
【好評連載】
〈ルポ〉司法崩壊(第6回)
揺らぐ三権分立と三審制 | 後藤秀典
ウクライナ通信(第6回)
占領地スジャで垣間見た“三光作戦” | 尾崎孝史
〈ルポ〉震源地からの伝言 | 七沢潔
〈ルポ〉会社をどう罰するか(第6回最終回)
社会を動かしていくために | 樫田秀樹
〈シリーズ〉米軍主権国家
米国の「対中国戦略」と横須賀基地 | 木元茂夫(ピースデポ)
台湾・麗しの島だより(第6回)
「移行期正義」の練習帳“95%日本人の、私のお祖父さん” | 栖来ひかり
フッ素の社会史 PFAS問題の淵源(第6回最終回)
フッ素とくすり | 天笠啓祐
【Independent Book Review】
抗う「わたし」と「わたしたち」のために | 渡邊英理
個と場と本(第6回)排除のためのガスライティング | 小林えみ
編集部のイチオシ新刊
Sounds of World(第6回)ジルベルト・ジル | 石田昌隆
読者投稿
編集後記