生涯一記者 権力監視のジャーナリズム提言

143214

[2024年10月/A5/172頁/]
著=浅野健一
発行=社会評論社


目次:
第I部 職業としてのジャーナリスト
1)生まれ変わっても、またジャーナリストになる
2)大学生に見放される新聞・テレビ業界
3)ネット時代で激減する新聞部数
4)入社前にジャーナリズムを学ばずに記者に
5)法的に保障された「報道の自由」が実践されない国
6)職業としてのジャーナリストとは何か
7)好奇心から志した報道記者の仕事
8)ケネディ大統領暗殺報道で海外特派員に憧れを抱いた
9)地元の新聞・テレビの腐敗を教えてくれた両親
10)差別・戦争を嫌った母親から学んだ
11)企業内ジャーナリストの22年
12)「マスコミ沈黙の罪」はジャニーズ問題だけでない
13)日本人800人が応援したバンコク「無観客試合」のウソ報道
14)東電福島原発事件でも真実伝えず被害が増大
15)日本は今も連合国(国連)の「敵国」


第II部 キシャクラブを解体し広報センターを
1)現代の大本営発表報道の退廃 ──法的には世界一の「報道の自由」
2)「記者クラブ」を廃止し、広報センターを作った長野県と鎌倉市
3)権力機構の一部になった企業メディア
4)キシャクラブ擁護論の革新系文化人は人民の敵
5)警察に巨人・阪神戦チケット贈って捜査情報取った大谷昭宏氏
6)岸田政権を支えたキシャクラブ社員記者
7)取材・報道している「社員記者」の実態
8)いますぐ実行できるメディア改革の実行を!
*永田クラブの規約(一部略)


第III部 市民に厳しく公人に優しい報道現場の劣化
1)和歌山毒物カレー事件 無実の林眞須美さん支援の学習会で講演
2)袴田巌さん再審裁判から学ぼう
3)西山美香氏国賠裁判で山本誠証人らを仮名報道
4)国賠裁判で「犯人と思う」暴言の坂本信行警察官を実名報道せよ
5)遺族22人の匿名要請を踏みにじり 実名報道した報道各社
6)英米では被害者は実名というウソ
7)メディア内部の犯罪、不祥事は仮名原則
8)自分の家族、友人だったらという想像力を
9)黒川検事長賭けマージャンで仲間のキシャクラブ記者を守る検察庁
10)元朝日記者の林美子氏の正論
11)総務省官僚接待の菅首相長男・正剛氏の実名を報道しない朝日新聞とNHK
12)大川原化工機国賠裁判で違法捜査・起訴と処断された国・都
13)元裁判官の井戸謙一弁護士の「実名報道主義」批判
14)懲りない朝日新聞の「匿名」報道嫌い
15)大阪地検検事正逮捕、沖縄米兵起訴、キシャクラブで広報なし隠蔽鹿児島県警本部長
16)半年間事件発生を隠蔽した在沖米軍兵長による少女強かん
17)被害女性「プライバシー配慮」は事件隠蔽の理由にはならない
18)日本の裁判所は専制国家より閉鎖的-県警の米兵被疑事件秘匿が根本問題
19)メディア責任制度を確立し、事件事故報道のコペルニクス的転換を
20)日本会議・公安警察・松井市政の集会禁止をはねのけ原爆ドーム前集会を開催
21)81歳KADOKAWA前会長が捜査当局の共犯・犯人視を斬る
22)メディアと大学が権力を監視しない日本-メディア労組と人民の連帯で民主化を


資料編 著者業績、ネット上の講演などURL

在庫状態 : 在庫有り
¥1,650(税込)
数量