マルクス主義の主要潮流 その生成・発展・崩壊

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[2024年11月/B5/952頁/]
著=レシェク・コワコフスキ
訳=神山 正弘
発行=同時代社


哲学者レシェク・コワコフスキによるマルクス主義研究の金字塔!
[第1巻 創設者][第2巻 黄金時代][第3巻 崩壊]を全一冊に。

目次:
訳者まえがき
新序文
1981年版への序文

[第1巻 創設者]
イントロダクション
第1章 弁証法の起源
第2章 ヘーゲル左派
第3章 最初期のマルクスの思想
第4章 ヘスとフォイエルバッハ
第5章 マルクスの初期の政治および哲学の著作
第6章 パリ草稿 疎外労働の理論 青年エンゲルス
第7章 聖家族
第8章 ドイツ・イデオロギー
第9章 要 約
第10章 マルクス的社会主義と比較した一九世紀前半の社会主義者の理念
第11章 一八四七年以後のマルクスとエンゲルスの著作と闘争
第12章 非人間化された世界としての資本主義 搾取の本質
第13章 資本の矛盾とその廃止 分析と行動の統一
第14章 歴史の過程の原動力
第15章 自然の弁証法
第16章 要約と哲学的注釈


[第2巻 黄金時代]
第1章 マルクス主義と第2インターナショナル
第2章 ドイツの正統派:カール・カウツキ―
第3章 ローザ・ルクセンブルクと革命左翼
第4章 ベルンシュタインと修正主義
第5章 ジャン・ジョレス:救済論としてのマルクス主義
第6章 ポール・ラファルグ:快楽主義的マルクス主義
第7章 ジョルジュ・ソレル:ヤンセン主義的マルクス主義
第8章 アントニオ・ラブリオーラ:開かれた正統主義の試み
第9章 ルドヴィク・クシヴィツキ:社会学の道具としてのマルクス主義
第10章  カジミエシュ・ケレス-クラウス :ポーランド型の正統派
第11章 スタニスワフ・ブジョゾフスキ: 主観的歴史主義としてのマルクス主義
第12章 オーストリア・マルクス主義者、マルクス主義運動におけるカント主義者 倫理的社会主義
第13章 ロシア・マルクス主義の始まり
第14章 プレハーノフとマルクス主義の成文化
第15章 ボルシェビズム生起前のロシアのマルクス主義
第16章 レーニン主義の台頭
第17章 ボルシェビキ運動の哲学と政治
第18章 レーニン主義の運命:国家の理論から国家のイデオロギーへ


[第3巻 崩壊]
第1章 ソビエト・マルクス主義の第一段階 スターリン主義の始まり
第2章 一九二〇年代におけるソビエト・マルクス主義の論争
第3章 ソビエト国家のイデオロギーとしてのマルクス主義
第4章 第二次世界大戦後のマルクス・レーニン主義への結晶化
第5章 トロツキー
第6章 アントニオ・グラムシ:共産主義的修正主義
第7章 ジェルジュ・ルカーチ:ドグマに奉仕する理性
第8章 カール・コルシュ
第9章 リュシアン・ゴルドマン
第10章 フランクフルト学派と「批判理論」
第11章 ヘルベルト・マルクーゼ 新左翼の全体主義的ユートピアとしてのマルクス主義
第12章 エルンスト・ブロッホ 未来の霊知としてのマルクス主義
第13章 スターリン死後のマルクス主義の展開


結語
新結語
索引

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