情況 2024年秋号 [第6期8号]
[2024年11月/A5/280頁/]
特集=社会保障改革と減税
発行=情況出版
目次:
【特集】社会保障改革と減税
特集によせて-福祉国家の限界と無政府資本主義のユートピアについての覚書 | 塩野谷恭輔
リバタリアンの考える社会保障改革と減税 | 蔵研也
世界を変える新しい経済システム-アメリカ・リベラリズムを超えて | 橘玲
[インタビュー]国民民主党の「現実的」政治経済観 | 樽井良和
税、そして現代政治の勢力マッピング | 白井聡
アイン・ランドから生まれたアメリカのリバタリアンは全人類に自由を保証する暗号通貨ベイシックインカムや脱私有財産をめざす | 藤森かよこ
[インタビュー]魂を腐らせない政治のために | 江夏正敏(幸福実現党幹事長)
右旋回したアルゼンチン ミレイ右派政権で経済・社会は回復するか? | 宇佐見耕一
「次世代運動」話題の社会保障改革運動の旗手-北村達哉さんを追う
社会保障改革と財源 | 栗原裕一郎
社会保障をめぐる世代間バトルを乗り越えるための反緊縮論 | 井上智洋
[インタビュー]れいわ新選組に聞く!積極財政の描く日本の未来像 | 長谷川ういこ
個人主義原理で租税と社会保障を正当化する | 松尾匡
ガン闘病は、われを反リバタリアニズムに至らしむ 食道ガンとの百日間戦争 | 横山茂彦
【特集外記事】
メタバースと居場所づくり | 蘭茶みすみ
[インタビュー]日常生活と「死刑」-「袴田さん見守り隊」はなにを見てきたか
トラウマティックな世界をサバイブする言語 | 小堀理乃
恵庭の牧場訴訟を追う | 小林英介
『わたしたちの世界を変える方法 アクティビズム入門』の刊行によせて | 中村眞大
概念法学の基礎(「法多元主義」と「法圏ヘゲモニー」)及び「政策」に係る効果検証の意義について | 秋吉すみれ
香港カンフー映画の生ける伝説、『ブルース・リー 死亡の塔』の黄正利が来日!! | 野沢文哉
展望:授業料値上げに伴う学生支援の拡充施策について-東京大学の事例と国際比較 | 國武悠人
東京大学学費値上げ反対運動の理念と今後可能な展開 | 佐藤雄哉
パレスチナ連帯を訴える学生たち-わたしたちはジェノサイドに加担しない | 小林哲夫/松岡瑛理
掲載を禁じられた“声明文”……に対するささやかな応答 | 塩野谷恭輔
「トランス差別」と「許される差別」-「『情況』に関する声明」に関して | 阿部智恵
「傷つき」とマイノリティの政治学-『情況』に関する声明によせて | 千田有紀
難解な「声明」の解釈とその批判にかえて | 横山茂彦
[レビュー]『LGBT問題を考える』『LGBT異論』『マテリアルガールズ』 | 牟田和恵
[書評論説]『核燃料サイクルという迷宮』山本義隆著によせて | 高幣秀知
メキシコの低強度内戦は続くのか-「トラテロルコ」以後の市民抵抗 | 山端伸英
廣松渉さんが亡くなられてから-予告『事的世界観と仏教』への前期 | 古賀暹
【連載】
[映画評]何でも観てやろう 既知との遭遇、あるいはケイリー・スピーニーの発見 | 中牟田聖司
[情況喫茶]傍流からの展望(4) | 中牟田聖司×日向登
令和維新幕府論〇一、世界構造の転換と令和維新-自由主義独裁・万邦共栄・革命主体 | アキノリ将軍未満
戦前は続いているのか?非断絶の戦時 18 | 髙井ホアン
清渓先生の漢詩稽古録~陳興漢詩選 | 陳興
川元祥一と文学者たち(終) | 河村義人
【読後感】
『私の栄光ある敗北』(My Glorious Defeats) エイヴリ・モロー
『悟りと破戒と救済と』河村義人
『資本主義の中で生きるということ』塚本恭章
『連合赤軍 遺族への手紙』久住純
【追悼】
福田和也 | 平坂純一
斎藤英喜 | 栗田英彦
榎原均 | 新開純也
大谷恭子 | 重信房子