怪物たちの食卓 物語を食べる
[2024年11月/四六判/350頁/]
著=赤坂憲雄
発行=青土社
目次:
第1章
食べない女の神話学よ、さらば
食べる女たちの自画像
男たちは珍味の国をめざす
皮を剥くとき、狩りがはじまる
野蛮と憂愁に暮れなずんで
第2章
母と子どもがひとつになる
妖婦は食べるために殺す
新しい火を盗んだ男の物語
アマゾネス的な哀しみ、そして希望
第3章
怪物をめぐる血まみれの形而上学
異端の鳥たちが空を舞う
妖精と出会うこと、病むこと
怪物は神話とともに黄泉還る
怪物はささやき、物語の使徒になった
第4章
種の混淆をもたらすものたち
内なる他者
外なる自己
獣人は性の極北への旅人となる
かーいぶつ、だーれだ、という声
終章 診察椅子のモンスター
あとがき