間隙を思考する グリッチ・コミュニズムの方へ

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[2024年12月/四六判/344頁/]
著=田崎英明
発行=以文社


目次:
はじめに  グリッチ・ノイズ-間隙にあるものは何か

Part 1 間隙のリアリズム
二つのマインドのあいだで(1) -Nas/ジェイ-Z
二つのマインドのあいだで(2)
二つのマインドのあいだで(3) -Time is Illmatic
生世界/死世界-パレスチナと私のあいだで
いくつもの帰郷の物語
ヒトはなぜ歌うのか
黒い方舟を追って
ナルシシズムのラディカル化のために

Part 2 間隙のコミュニズム
表象と表象ならざるもの
諸身体はいかに接続されるか(1)-フォーディズム
諸身体はいかに接続されるか(2)-ポストフォーディズム
常時接続された身体
失敗した世界で-レオ・ベルサーニのために
耳の中の虫たち
オブジェは語ることはできるか
表象は何をするのか

Part 3 間隙のアフェクト
情動的地図
資本主義の下でなぜこんなにも家族が問題になるのだろうか
暴力と非暴力のあいだで
目的と手段のあいだで
Possession/Possessed
ポストフォーディズムとは何か
実存という傷、セクシュアリティ、あるいは二つの時間のあいだ
希望というアフェクト

附論
Nas『タイム・イズ・イルマティック』ストリートのサヴァイヴァル=死後の生について
フェティシズムの善用あるいは「復活の復活」のために-政治神学的覚書
息をする、立ち上がる
現代思想としてのマルクス主義(1)- 二〇世紀からネグリまで
現代思想としてのマルクス主義(2)- 唯物論、自然、社会的再生産

書誌的補足

おわりに グリッチ・コミュニズムの方へ

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