霊的近代の興隆 霊術・民間精神療法 吉永進一セレクション 第一巻
[2024年12月/四六H/523頁/]
著=吉永進一
編=栗田英彦
発行=国書刊行会
目次:
はじめに | 栗田英彦
I 魅する(メスメリック)電磁気流体と近代日本
第1章 「電気的」身体-精妙な流体概念について
第2章 動物磁気からサブリミナルへ-メスメリズムの思想史
第3章 呼吸法とオーラ-オカルト心身論の行方
II 民間精神療法の諸相
第4章 霊と熱狂-日本スピリチュアリズム史序説
第5章 原坦山の心理学的禅-その思想と歴史的影響
第6章 精神の力-民間精神療法の思想
第7章 民間精神療法の心身=宇宙観
III 田中守平と太霊道の時代
第8章 太霊と国家-太霊道における国家観の意味
第9章 太霊道と精神療法の変容-田中守平から桑田欣児へ
IV 大正期のカルト的場
第10章 大川周明、ポール・リシャール、ミラ・リシャール-ある邂逅
第11章 大正期大本教の宗教的場
-出口王仁三郎、浅野和三郎、宗教的遍歴者たち
初出一覧
編者解説 | 栗田英彦
註