農とアナキズム 三原容子論集

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[2024年12月/四六判/376頁/]
著=三原容子
発行=アナキズム文献センター
発売元=虹霓社


目次:
第一部 私の考える〈アナキズム〉
アナキズムの〈イメージ〉と私の考える〈アナキズム〉
大杉栄と「道徳」
「農本主義的アナキズム」の再検討

第二部 農本的アナキズムの思想と運動
I 石川三四郎
石川三四郎とカーペンター、ルクリュ
石川三四郎の歴史哲学
『農本的アナーキズム』と石川三四郎

II 加藤一夫
加藤一夫の農本的アナキズム
加藤一夫の思想-アナキズムから天皇信仰への軌跡

III 江渡狄嶺
江渡狄嶺の二つの時代-実行家から社会教育家へ
学校無用論と教育運動-下中弥三郎と江渡狄嶺を中心に

IV クロポトキンの影響
日本におけるクロポトキンの影響について
クロポトキン『倫理学』によせて
クロポトキン『相互扶助論』と現代

V 農村青年社
戦前アナキズム運動の農村運動論-その1 自連派
農村青年社について
農村青年社と現代

第三部 書評
〈書評〉アナキズムとエコロジーの接点
〈書評〉ジョン・クランプ著『八太舟三と日本のアナキズム』
〈書評〉保坂正康『農村青年社事件』

[解説・解題]
出版までのいきさつ
初出情報と若干の回想的コメント

〈解説〉蔭木達也
21世紀に『農とアナキズム』を読み直す
-三原容子論集に寄せて

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